【札幌】『サッポロビール園のジンギスカン食べ放題』にて「ラム肉」と「できたて生ビール」を食べ飲みしてきた感想!

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皆さまこんにちは。

 

今回は札幌旅行にて「サッポロビール園のジンギスカン食べ放題」に行ってきました!

 「サッポロビール園」は、札幌に訪れる観光客から特に人気のあるグルメスポットという事で…。

 

関東からはるばる札幌旅行にやってきた私達カップルが「出来立て生ビール」「ジンギスカン」のレベルがどの程度の物なのか突撃してきました!

 

「サッポロビール園でジンギスカンの食べ飲み放題したい!」という方々の参考になれば幸いです。

それではどうぞ!

 

 

 サッポロビール園の情報

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・住所    :〒065-0007 北海道 札幌市 東区北7条東9丁目2-10

・営業時間  :11時30分~22時00分  (ラストオーダー21:30)

・アクセス (いくつかルートがありますが、参考として下記2ルートを紹介)

①バス:JR札幌駅北口バス乗り場②番より、サッポロビール園行き直通(188番)にて約7分(片道210円)

②電車:JR札幌駅より地下鉄 東豊線さっぽろ駅乗車にて、東区役所前で下車 ④番出口より徒歩10分(合計 約14分)(片道200円)

敷地内は「豊かな自然」と「レンガ造りの建物」で構成されており、外観、内観ともにオシャレな箇所が多く、カップルには嬉しい雰囲気があります。

(サッポロビール園の建物は、みなとみらいの赤レンガ倉庫にちょっと似た雰囲気を感じました。)

また敷地面積は、酔い覚ましに軽い散歩ができるぐらいの広さがありました。

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『ジンギスカン食べ放題&できたてサッポロ生ビール』を食べ飲みした感想!

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今回私達は、ジンギスカンの食べ飲み放題がする事ができ、園内でも一番活気に溢れている「サッポロビール園 ケッセルホール」に来ました。

※他にもサッポロビール園には、「トロンメルホール」「ポプラ館」「ガーデングリル」「ライラック」という施設があり各々で様々な食事を楽しむ事が出来ます。

 

ケッセルホールは、休日祝日ほぼ満席状態の大人気で、サッポロビール園でも一番人気のホールになります。

 

私達が予約したコースは『ジンギスカン食べ飲み放題(税抜 4260円) + 飲み物のグレードアップ(税抜 300円)』です。

※ちなみに「サッポロビール園のジンギスカン食べ放題」はとても人気のため「インターネット予約or電話予約」を非常におすすめします。

参考までに食べ飲み放題の詳しいメニューはこちらです。

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 グレードアップで飲む事ができる「北海道限定 サッポロクラシック」がのど越しさっぱりで、従来のビールと比べ驚くほど飲みやすく非常に美味しいので一度飲んでみるのをオススメします!

※「サッポロクラシック」は、甘いお酒が大好きで「ビール飲まず嫌いの私が思わずおかわり」してしまうくらい飲みやすかったです。

 

そして大本命のジンギスカンです。

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 「これがね…」

 

「これが本当に美味しいんです。」

 

食べ放題メニューにて、「ラム」「ポーク」「チキン」と3種類のお肉と「野菜」が選ぶ事が出来るのですが、お世辞抜きでどれも美味しいです。

まず3種類のお肉全てが、食べ応え柔らかくとてもジューシーなんです!

勿論、ラム肉は「さすがサッポロビール園」とも言うべき質の良さでした。

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そしてジンギスカンが美味しいのは私の中では当たり前だったのですが、個人的に不意を突かれたのは「豚肉」です。

程よい厚みとお肉の柔らかさが、特製タレに付けて食べるなり、塩をかけて食べるなり…と、どちらの食べ方をとっても「肉の旨みがしっかりと引き立ち」思わず頬が緩みます。

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これが「食べ放題」で「サッポロクラシック」なんて美味しいビールが付く物だから、それはもう言葉では言い表せないほど幸せな空間で感動しました。

 

「お肉」にしても「ビールやお酒」にしても、とても食べ放題のクオリティーでは無く、サッポロビール園を通して「北海道に旅行に来てよかった!」と思う事が出来ました。

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お酒は、できたてビール以外にも受付で様々なアルコールが用意されているので興味があるものを飲んでみて下さい。

 

ちなみにビール以外にも「北海道夕張メロンサワー」を飲んでみたのですが、甘いお酒も私好みで美味しく頂く事が出来ました。

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 また今回私達は「ジンギスカンのみ食べ放題」を予約しましたが、その他に「カニ食べ放題」もあるので、是非チェックしてみて下さい。

サッポロビール園公式サイト https://www.sapporo-bier-garten.jp/

 

 プラスα「サッポロビール園博物館」

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サッポロビール園内には、無料で入る事が出来るサッポロビール園の歴史について学べる博物館があります。

 

ビールを仕込むための煮沸窯や、ビール醸造人の歴史が張り出されていたり「食べ放題までまだ少し時間が余っているなあ…」なんて人は、気分転換に寄ってみるのもいいかもしれません。

展示物のクオリティーは高いので以外と楽しめる事間違いないです。

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また博物館の順路最後に観光客から人気のある撮影スポットがあります。

2mくらいあるパネルで、ビールに溺れる描写を写真に収める事が出来るので、興味のある方は記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

それでは最後に、全体評価をつけていきたいと思います!

全体評価  :星 ★★★★☆ (星 4.1)

味の良さ       :星 ★★★★☆ (星 4.7)

コスパ        :星 ★★★☆☆ (星 3.5)

雰囲気の良さ  :星 ★★★★☆ (星 4.0)

今回初めて「サッポロビール園のジンギスカン食べ飲み放題」を体験しましたが、

グルメの質の高さ、建物の雰囲気の良さを含め、カップルでも楽しめる観光スポットだと感じました。

 

特に「札幌で美味しい物が食べたい!」と漠然とした目的になっている時は、騙されたと思って行ってみるのも大いにありだと思います!

※しいて「ジンギスカン食べ放題」の難点をあげるとしたら、ジンギスカンなので匂いが洋服に付いてしまう事でしょうか…、こればかりはジンギスカンなのでしょうがないですね…。

ジンギスカン食べ放題に行かれる方は、匂いがついても問題無い洋服で行く事をオススメします!

 

 それでは長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

『まんがでわかる 伝え方が9割』を読んだ感想。コミュニケーション能力向上のために抑えるべきポイントが学べる本だった。

皆さまこんにちは。

 

今回は、書店で私のコンプレックスである「コミュ力不足」を刺激する本を偶然見つけてしまったので購入してしまいました…。

 

という訳で「マンガでよくわかる編シリーズ本の感想 第3弾」になります。

※第2弾はこちらからどうぞ!

今回紹介する本は、人とコミュニケーションを取る上では欠かせない要素である「相手に自分の気持ちを伝える事」を題材としたまんがでわかるシリーズになります。

 

その名も、まんがでわかる【伝え方が9割】です。

 
本書で学べる内容としては、
・「伝え方」に対する意識の変革
・相手の「NO」を「YES」に変える「伝え方」
・相手に与える印象を大きく変える「伝え方」

 この3点になります。

 

本書の内容は、普段の私生活でも、社会人としてビジネスの場でも活用する事ができる内容となっています。
※そもそも自分の考えを誰かに伝えるという行動は、切っても切れない行動ですよね!

 

本書では「相手のNOをYESに変える」ために意識すべき伝え方の注意点を、具体的に3つのステップと7つの切り口に分けて紹介しています。

 

今回は、相手のNOをYESに変える3つのステップを深堀して紹介しようと思います!
それではどうぞ。
 

相手のNOをYESに変える3つのステップ

自分の要求を相手にお願いする際に「NO」になり得る事を少しでも「YES」に変えたい。
 そんな時にどうしたらいいか?
 
本書では、初めに3つのステップを踏む事で「YES」をもらう可能性をあがると言っています!
 
Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」
Step.2 「相手の頭の中を想像する」
Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」
 
今回はこの3つについてお話しようと思います。
 

 Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」

まず、Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」です。
 
作者は本編にてこう述べています。
ストレートに思いを伝える事でうまくいく事も世の中にはあるが、うまくいかない事も同様にあります。
考えた上で、ストレートに言うのが最も「YES」をもらえると判断した時はともかく、何でもかんでもストレートに言うのはバクチと一緒です。
もしかしたら人生を左右するかもしれない大切な場面で、白か黒かのルーレットに任せてしまって良いのでしょうか?
 これは今までの私の人生経験上ですが、「感情に身を任せて発言する人」や「何も考えずに即答する人」に周りから厚い信頼を得ている人はそこまで居ません。
 
どのような特徴の人か例に挙げると…、
 
〇感情に身を任せて発言する人
・自分主体な考えを押し付ける。
・客観的な発言が出来ていない。
・情や圧で訴えかけてくる。
 
 〇何も考えずに即答する人
・自分の思った事をそのまま発言する。
・返事を投げがち。
・適当に応答している様に見えてしまう。
 
…と、この辺りが主な特徴かな〜思います。
 
上記2つを言い換えれば、「自分にとても正直である」と捉えられなくも無いですが、プライベートならまだしもビジネスの場では落ち着いて発言できる人の方が信頼度は高いです。
 
そのため、少しでも相手のNOをYESにするためにも本編で述べているのが、
 
「発言する前に一旦落ち着く」
      ↓↓↓
「自分の頭の中をそのまま言葉にせず、一度頭の中で発言を整理する」
      ↓↓↓
「頭の中で整理した内容を発言」
 
上記の流れが伝え方の技術を上げるためにも大切という事をマンガにて分かりやすく解説していました。
 
 

Step.2 「相手の頭の中を想像する」& Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」

そしてここで更に大切になってくるのが、
Step.2 「相手の頭の中を想像する」、
Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」です。
 
Step.1 だけでは自分なりに発言を選んでいても、まだ独りよがりな部分があるため、ここでStep.2〜3を通して補完していきます。
 
Step.2~3に関して作者はこう述べています。
ぐっと、そのまま口にするのをこらえ、
お願いに相手がどう考えるか?ふだん相手は何を考えているか?
相手の頭の中を整理しつつ、分かりうる相手の基本的情報を思い出していきます。
そして相手の頭の中をもとに、コトバをつくっていきます。
ここで、大切なのは相手の文脈でつくることです。

ということでした。

 

「もし自分が相手の立場だったならどうする?」や、

「相手はコレをされると喜ぶな…」といった憶測をたて、情報分析をしていく事で相手主体の言葉を選びます。

 

そして、相手の立場(相手の文脈)で、自らの要求を叶えるための要素を盛り込んでいきます。

 

つまりStep.1~3までを要約してしまうと、

 相手の立場で発言をつくり、結果的には自分の求めている事が達成できるようにする。
 
上記が、相手のNOをYESに変えるため必要な3つSTEPの根本的な考え方という事でした!
 

 

「まんがでわかる 伝え方が9割」を読んだ感想

まず毎度の事ながら、まんがでわかるシリーズは活字が苦手な人でも非常に読みやすいです。
 
マンガ慣れしている人なら恐らくサクッと読めちゃうのではないでしょうか?
読書時間は、ゆっくり読んで2時間かからないくらいでした。
 
また本編は、コミュニケーション能力の向上においてプライベートからビジネスまで応用できる内容であり、
「伝える」という行動を主軸としている事から、人として欠かせないスキルのため一読するメリットは十分あると思います。
 
交渉術や褒め上手になるための細かいノウハウなんかも載っているので、純粋にコミュニケーション能力向上の潤滑剤として使えそうな本ですね!
 
今度、暇を見つけて活字版も読んでみようと思います。
 
皆さまもぜひ読んでみてはいかがでしょうか!?
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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映画『キングダム』ネタバレ含む感想、評価! 原作ファンの自分も納得できたクオリティで次作の伸びしろもまだまだありそう。

予告発表時から「まだか…まだか…」と期待を胸に待ち望んでいた映画『キングダム』を先日観てきました!

 

実写映画はこれまでの映画歴史の中でもかなり当たりハズレがあります。

恐らく原作ファンの方にとっても本作がどんな仕上がりなのか気になる方も多いのではないでしょうか?

 

という訳で、今回は実写版『KINGDOM -キングダム』の感想、評価になります。

いち原作ファンの個人的な評価、感想だという事と、かなりのネタバレ要素を含むので映画をまだ見ていない方はご注意下さい。

 

それではどうぞ!

 

 

 映画「キングダム」のあらすじ

 こちらが公式の予告PVになります。

youtu.be

・あらすじ

紀元前245年、春秋戦国時代「中華」にて「秦・燕・趙・斉・楚・韓・魏」という7つの国が対立していた。 物語の舞台は「秦」。

戦災孤児の少年の信と漂は日々奴隷として生活しながら、武功で名をあげるべく日夜剣術の修行をしていた。

そんなある日、漂は王都の大臣である昌文君へ召し上げられ王宮へ行く事になる。

天下の大将軍になる事を誓い、別々の道を歩む二人。

漂が居なくなった後も、坦々と修行を積む信。 そんなある晩、致命傷の漂がやってきて「王宮で反乱が起きた」と告げる。

ある場所を記した地図と遺言を残し、信の胸で亡骸となる漂。

突然の事態に混乱しながらも、漂の言葉を頼りに地図の元へと向かう信だが、行く手には様々な敵が立ちふさがり…。

 本作のストーリーは原作の1~5巻の王弟反乱編になっていました。

信と漂の別れ、そして秦王嬴政、河了貂との出会い、王弟成蟜の反乱、山界の王楊端和との400年前以来の同盟…等々。

原作ファンとしては、切っても切れぬキングダムの始まりを映画化してくれました。

 

映画キングダムの主な登場人物

 ・信(しん):山崎賢人

f:id:yaaf:20190421121629j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

「キングダム」の主人公であり、漂と同じく戦争孤児で下僕だった少年。

登場時の実力は漂とほぼ互角であるが、持ち前の根性と本能を生かしてキングダム登場人物の中では頭一つ抜けた成長力を見せる。

情にかなり厚いが、礼儀作法に著しく疎く、秦の王である嬴政にも初対面で暴言を吐き、山の界王である楊端和にも喧嘩を売れるほど。

 

・漂(ひょう):吉沢亮

f:id:yaaf:20190421123822j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

信と同じく戦争孤児の下僕の少年で、剣術の実力は信と互角。

信と共に天下の大将軍になる事を夢見ている。

後に王都の大臣である昌文君に召し抱えられ王宮へ行き、瓜二つである秦王の替え玉となる。

成蟜の刺客である暗殺一族の朱凶(しゅきょう)に深手を負わされ信の元で絶命する。

 

・嬴政(えいせい):吉沢亮

f:id:yaaf:20190421130247j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

第31代目秦国王であり、腹違いの弟である成蟜(せいきょう)の兄。

母親は舞子であり、王族の純血に誇りを持つ弟から実権を取られた事に対する報復から反乱を受けるが、昌文君の策の元、嬴政と瓜二つである漂が身代わりとなり、絶体絶命の中で生き残る。

 常に冷静でポーカーフェイスであり、武芸にも長けている。

 

・河了貂(かりょうてん):橋本環奈

f:id:yaaf:20190421131803j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

山民族の出身で、登場時は身銭を稼ぐために盗賊などに情報提供をしていた。

最初は金のために嬴政と信に協力するが、共に行動する内に信達に心を開いていく。

山の民の言語を話す事ができ、昌文君の兵達に料理を提供したり、毒矢でやられた信を解毒したりと、生き抜くための術を多く知っている。

 

・楊端和(ようたんわ):長澤まさみ

f:id:yaaf:20190421133826j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

獰猛で残虐な数10万規模の山の民を配下に従える山界の王。

武力は山界一であり、複数人の秦国の兵隊も一撃で薙ぎ払ってしまうほど。

嬴政の「国境を無くす」という説得の元、400年前の秦国と山の民の同盟を復活させ、嬴政に協力する。

 

・王騎(おうき):大沢たかお

f:id:yaaf:20190421140400j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

秦国六代将軍の一人であり、戦況全体を見渡せる知略、集の力を発揮させる指揮力、個の圧倒的武力と全てにおいて最強の大将軍。

巨大な矛を振った時には、風圧で複数の兵隊が吹き飛んでいく程の化け物。

キャラはオネエの様な話し方で、本人の実力とはかなりのギャップを感じる個性的な一面もある。

 

・成蟜(せいきょう):本郷奏多

f:id:yaaf:20190421141116j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

秦王嬴政(えいせい)の弟であり、父母共に王族血筋の自分に誇りを持っている。

非常に残虐で、鬱憤晴らしに兵隊の虐殺をするなど性格は非道的。

嬴政に王都の実権を握られた事に腹を立て、反乱を起こし、嬴政を暗殺し自らが実権を握ろうとする。

 

・昌文君(しょうぶんくん):高嶋政宏

f:id:yaaf:20190421142507j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

王都の大臣であり、嬴政に信用されている唯一の家臣。

嬴政と瓜二つの漂を見て秦王の替え玉を思い付き、漂を王都へ召し抱える。

王弟から反乱を受けた嬴政を全力で助けようとする。

 

 

 

 映画のストーリーネタバレ

ここでは、映画の本編内容をネタバレをしていきます。

相当な長文になっている事と、映画の内容がほぼ入っているためまだ見ていない方は自己責任で閲覧下さい。

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ここからは本編ネタバレに入ります。※細かな部分は割いてザックリと行きます!

物語は幼少期の信と漂が奴隷として生活するシーンから始まります。

 信と漂は奴隷として働き続ける一生に嫌気をさし、何とか現状を抜け出す方法を考えます。

そこで漂が「抜け出すには剣術しかない」と思い付き、2人で1万回の剣術の修行にて天下の大将軍になる事を決意、2人は修行の日々に明け暮れていました。(長い鍛錬により信と漂の剣術はほぼ互角、着々と実力を上げていきました)

そんなある日、王都の大臣の昌文君が漂に「王宮で働かぬか」と召し抱えにきます。

「一晩考えさせてくれ」と言うも漂は王宮へ行く事を決意、信は一人きりになるも日々剣術の修行を行っていました。

 漂が居なくなりしばらく経ったある日の夜、王服を着て腹部を刺された漂が信の元へやって来ます。漂は「王宮で王弟成蟜(せいきょう)による反乱が起きた」と信に伝えます。現状が理解できない信に少ない遺言を残し、最後に「俺とお前は一心同体、俺に天下を見せてくれ」と告げ、成蟜に命を狙われている秦王嬴政(えいせい)の場所を記した地図(この時、信は何の地図か分からない)を渡し絶命します。

 怒り狂った信は、漂の持っていた剣を抱え小屋から飛び出し、渡された地図の元へ向かいます。地図の元へ向かう途中に信の剣(漂が持っていた剣)を盗賊に狙われるものの、信は盗賊達を瞬く間に倒せるほど武力を身に着けていました。(盗賊に信の持っている剣に価値がある事を伝え、襲わせたのが後に仲間になる河了貂(かりょうてん)です)

信は漂から渡された地図の元に着き、嬴政と合流後にすぐに暗殺一族の朱凶(しゅきょう)に襲われます。剣術で応戦するも嬴政、信では敵わず瞬く間に吹き飛ばされ、朱凶の圧倒的な武力を前に絶望します。

信が現状の訳が分からぬまま倒れていると、嬴政と朱凶の会話にて漂は嬴政と瓜二つの容姿から秦王と間違われて朱凶に狙われ、絶命した事を察します。(昌文君の策により王弟の反乱の予防として漂は嬴政の替え玉になり秦王のフリをしていた)

漂が嬴政の身代わりとなり、目の前の朱凶に殺されたと気付いた信は、怒りの矛先を朱凶、嬴政に向け再び立ち上がり、怒り狂うままに朱凶に一太刀入れ深手を負わせます。

朱凶が「俺にも4人の家族がいる、命だけは助けてくれ」と言うも、信が戸惑っているその横で嬴政が朱凶にとどめをさし「お前の罪とお前の子供は関係ない」と吐き捨てるのでした。

朱凶との戦闘後、高台から信と漂の住んでいた村が焼かれているのを遠目に、更なる追手の気配を感じる嬴政と信の前に河了貂が現れ「抜け道を教える、秦王を助けて俺は金持ちだ」と言い、金目当てに河了貂が信と嬴政に協力します。

「これからどうする?」という信に、「西の合流地で昌文君と落ち合う手立てになっている」言う嬴政。

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西の合流地に向かう途中の竹林で嬴政を狙う新たな使徒(ムタ)に襲われるも、何とかムタを倒し嬴政と河了貂を救う信でしたが、戦闘の際にムタの毒矢が刺さっておりそのまま倒れてしまいます。

信が目を覚ますと、そこは昌文君と落ち合う西の合流地でした。嬴政が信を担ぎ運んでくれ、河了貂が信の解毒をしてくれたの事。自分を助けてくれた嬴政と河了貂を少しずつ信頼し始める信。

そこへ傷だらけの昌文君とその配下の数人の兵士が到着。メンバーも揃った所へさっそく「王宮へ乗り込み成蟜をぶっ倒す」と意気込む信に「このまま行っては8万の秦兵にやられるだけだ」と言う昌文君。悩んだ末に河了貂を見て何かを思いついた昌文君は、成蟜一派でもなく、秦兵でもない大軍勢がいる言います。

それはかつて400年前に秦国と同盟を結んでいた「山の民」でした。(河了貂も山の出身だったため閃いた)しかしそれには嬴政もとうに気付いており、増援として迎えられたら王宮奪還も可能だと考えていました。しかし山の民との同盟は秦国の一方的な都合による裏切りで決別しており、今更自らが窮地に陥ったから助けてくれとは都合が良すぎると考えた嬴政は中々踏み出せなかったのです。

 しかし嬴政達には山の民の力を借りるしか道がありませんでした。嬴政達は交渉をするために山の王の元へ向かうも、途中で山の民に捕まってしまい、当然のごとく非難を浴びるのでした。山の王の元へ連れ去られ、「今更何しに来た、祖先の無念を晴らすために全員処刑だ」という山の王に説得を持ちかける嬴政。

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懸命に訴えるも虚しく全く説得が響かない山の王楊端和に信も不器用なりに説得を持ちかけます。信の訴えに静まる山の民に「国境を無くし、中華を統一する」と言う嬴政に何かを感じた楊端和は何と、嬴政と400年ぶりの秦国と同盟を結ぶことを約束します。

最後の望みに掛け、大きな増援を得た嬴政は楊端和に作戦を告げ、王宮へ攻め入る準備に入ります。楊端和も数10万人の山の民を抱える王とはいえ「すぐに動けるのは3000人だけだ」と言い、そこへ信達を含んだ30人と合わせて3030人の部隊で80000人の兵を従える成蟜に挑みかけるのでした。(もちろんがむしゃらに戦うのでなく、嬴政及び楊端和共に考えた作戦の元で王都に向かいます)

その作戦とは、何も知らない成蟜ら秦国らに嬴政や信達が山の民として潜入し、表面上は山の民と秦国の同盟を結びに行くという策でした。そうすれば争いを起こさずに山の民として嬴政達も堂々と王都に入る事が出来ると考えたのです。そして秦国へ山の民達、約3000人を従え向かうのでした。

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山の民の突然の訪問と思わぬ同盟の要求にうろたえる成蟜一派でしたが、山の民を味方に付ければ数10万人の兵隊を抱える事が出来ると考え、楊端和の同盟宣誓の要求を呑むのでした。「ただし王宮へ入れるのは50人までだ」という秦国側。(50人では万が一戦闘になった時でも8万の兵を従える秦国なら対応できると考えた成蟜一派の左丞相 竭(さじょうしょう けつ)の思惑でした)

嬴政達の作戦通り王都へ入る事に成功した50人。嬴政が秦国の兵を斬った事で王宮奪還戦の幕が上がりました。門から繋がる秘密の抜け道(嬴政が反乱による脱出の際に使った王宮から門まで繋がる抜け道)から信、河了貂、バジオウ、壁、他数人の兵隊のチームと、正面突破にて王宮へ向かう嬴政、楊端和、昌文君らと数十人の兵隊の2チームに分かれて王宮を攻める作戦になり各々が成蟜のいる王宮に向かい始めるのでした。

秘密の抜け道を使い王宮へ向かう信達の前には大勢の兵隊が待ち構えていました。そしてその奥から元大将軍であったがその残虐性ゆえに身分をはく奪され成蟜に人斬りとして雇われている左慈(さじ)が出てきます。信達の方へ歩み寄る左慈へ山の民の一人が襲い掛かるも一瞬で切り捨ててしまう左慈。

あっけに取られている信達を横目に嬴政が居ない事を確認した左慈は、落胆したまま秦兵に信達を殺す様に指示し、自らは王宮へ行ってしまいます。左慈の指示をスタートに秦兵と信達が戦い始めます。中でも信とバジオウは圧倒的で着々と秦兵を倒している所に、ランカイと呼ばれる常識外れの巨体と怪力を持つ巨漢が現れます。

ランカイは次々と、信達の兵隊を吹き飛ばし遂には信とバジオウまで一網打尽にしてしまいます。絶体絶命な中バジオウが再び立ち上がりランカイの首元に噛み付きます。その隙に信がとどめの一太刀を入れる事で何とか秘密の抜け道側の秦兵達を倒す事が出来たのでした。

信達は王宮に辿り着き、成蟜と対峙するも「俺に話しかけたから死罪、俺と同じ部屋で息をしているから死罪」と成蟜は告げ、合図を送ると信達の前に再び左慈が現れます。信、バジオウ、壁、山の民達が一斉に畳みかけるも、左慈は全員を切り捨て吹き飛ばしてしまいます。左慈一人に対して複数人で協力しても勝てない状況に信達は絶望するのでした。

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場面は変わり、嬴政、楊端和らのチームも秦兵を相手に戦っている最中でした。特に楊端和は軽やかな身のこなしで両手の剣を振り回し、瞬く間に敵を一層してしまうさすが山界の王とも言える実力の持ち主でした。明らかに嬴政、楊端和らが優勢と見える中、成蟜一派の肆(し)氏の指示により上空から矢が降ってきました。次々と矢が山の民達に刺さり、倒れていく山の民。さすがの嬴政、楊端和も怯んでしまうのでした。

ピンチに見える中、楊端和が「矢ごときにやられる山の民ではないわ!」と倒れている山の民に合図を送ると、矢が刺さってたはずの山の民達が再び秦兵に猛威を振るいます。しかし魏興(ぎこう)の指示の元に次々とくる秦兵の増援に嬴政、楊端和、昌文君らも疲労。嬴政は「我らが耐えれば必ず王宮を取り戻せる、だから耐え凌ぐのだ!」と昌文君や味方の兵隊達に士気を送り続けるのでした。しかし味方の体力に限界が近づいているのは、誰の目から見ても明らかでした。

王宮側では、壁の捨て身の一撃が左慈に一太刀入るも、壁も左慈より一太刀入れられ瀕死、バジオウも倒れており、信もとどめをさされる寸前でした。そんな中、倒れている信は心の中で漂の事を思い出していました。「俺とお前は一心同体、俺に天下を見せてくれ」と言っていた漂の気持ちを胸に「こんな所で死んでたまるか」と再び立ち上がり左慈を蹴り飛ばします。動けるはずないと思っていた信の逆襲に左慈は油断し、再度信にとどめをさそうとした所に漂を思い出し、覚醒した信の猛攻によって左慈は斬られ、倒れました。

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左慈に気を取られ、戦っている間に成蟜は王宮から逃亡。嬴政、楊端和らが戦っている場に行き、周りの秦兵に「誰でもいいから嬴政を斬れ」と指示します。そんな中、嬴政が「これは俺たち兄弟の戦いだ」と言い、成蟜の手首を斬った後「お前は人の痛みを知るべきだ」と言い、自分の手首を見て発狂している成蟜の頬を何度も殴ります。

 見かねた魏興が周りの秦兵に「このまま我らが負ければ反逆罪に問われるぞ!奴ら(信、嬴政、楊端和達)を倒せ!」と指示します。成蟜が倒れている今これ以上の争いを続けては消耗戦になり、嬴政達が負けるのは明らかでした。

そこへ突然、王騎軍が乱入してきます。王騎軍は瞬く間に王宮の戦場を包囲すると、奥から王騎(おうき)と騰(とう)が嬴政の前にやって来ました。王騎が入ってきた事で戦場から話し合いの雰囲気に。しかし王騎は嬴政に対して「あなたはどんな王になりたいか?下らぬ答えが返ってきたら私の矛が許しません」とただの仲裁では無く、嬴政に圧をかけます。

王騎の問いに嬴政は「中華統一をする」と言い放ち、昔の秦国王を思い出した王騎は「戦は終了、嬴政の勝ちだ」と言い放ち場を収めようとします。しかし王騎に言われてもなお敗北を認められぬ魏興は周りの秦兵を従え、嬴政に襲い掛かります。しかしそこに王騎が立ちはだかり、王騎が巨大な矛を振るうと襲い掛かろうとした数十人の秦兵は風圧によって吹き飛ばされてしまいました。圧倒的な王騎の圧を前に戦場は沈黙。信が「俺たちの勝ちだ!」と言い放ち戦は終わりました。

王宮の戦から日が立ち、王宮にて嬴政、信、河了貂が話をしていました。中華統一をするという嬴政に対して信は「俺は戦場に出る、1つずつ武功を上げていつか天下の大将軍になる」と言い、3人でそれぞれの夢を願うのでした。

 

 

映画キングダムの個人的な感想

f:id:yaaf:20190421194318j:plain『キングダム』(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

本作「キングダム」は、アクションシーン関して言えば、多作と比べてしまいますが同じ実写映画「るろうに剣心」に負けていると思います。

しかし多作と比べる事無く単体で見れば邦画としては十分な完成度でした。

中国で実際に撮影を行い、制作費も10億円越えという事でかなり攻めた作品なので、完成度の高さで言えば十分に頷けます。

 

また原作は50巻を超える大作なため、まだまだ味のあるストーリーは複数待機しており、本作もかなりの完成度な事から次作への期待度はかなり高いです。

今作は、王宮反乱編という事で「秦国内の内戦」がメインだったので、他国との闘いを描く事が出来ればかなりスケールの大きい作品が作れる事は間違いないと思います。

※個人的には龐煖(ほうけん)と王騎の戦いが胸アツなのでぜひ映画化して欲しいですね…

キャストに対しての感想

今作のキャストは今をときめく若手俳優から大御所大物俳優まで目白押しでした。

原作ファンの私個人として意見は、俳優に頼る事無く原作通りのキャラを演じれる人であればいいのですが、本作は役にドはまりしている人と、役というより俳優としてのキャラが強い人がいたかな…と感じました。

 

特に素晴らしかった点で言えば、「楊端和役の長澤まさみさん」と「嬴政&漂役の吉沢亮さん」です!

〇長澤まさみさんは完全に楊端和でした…。

美しく気高い山の王にドはまりの風貌がありましたし、あまりイメージの無い激しいアクションシーンもしっかりと演じ切れていました。

 

〇また吉沢亮さんも嬴政と漂を完全に2役演じきれていたと思います。

特に嬴政のポーカーフェイスな一面を良く表現できていたな~と思いました!

元々吉沢亮さんが端麗な顔立ちなので、秦王としての風貌をよく表現できていたと思います。

 

〇あと大沢たかおさんの王騎も個人的には良かったです。

大沢たかおさんに元々筋肉質なイメージはあまりありませんでしたが、本作のために筋トレを頑張って頂いたのでしょうか…。

(本人いわく体重15kg増加の肉体改造をしたそうてです…)

オネエキャラも完全にものにしていましたし、個人的には適任だったと思います(笑)

 

〇俳優としてのイメージが強かったのが、山崎賢人さんです。

勝手に恋愛映画のイメージを持っていましたが、アクションシーンの演技もかなり良かったです。

ただなぜかどこまでいっても映画の最初から最後まで山崎賢人さんというイメージが中々離れず、キングダムの信としてイメージを付けるためには、時間が掛かりそうです…。

※完全に偏見だと思いますが…

 

 

終わりに

元々、キングダムは奴隷の少年が大望を抱き少しずつ成長していくストーリーとしてとても好きでした。

そんな作品の実写化という事で、見る前からかなりハードルは高めでしたがさすが佐藤信介監督、納得のいく作品を作ってくれました。

 

努力すれば夢が叶うという夢いっぱいの内容ですが、様々な敵将や戦の葛藤を通して現実の厳しさと夢を持つ大切さを教えてくれる作品です。

ぜひ本作の映画を通してキングダムファンが増えればと思います。

 

原作ファンの私も納得出来るほど原作に忠実で完成度も高かったのでぜひ実写化キングダムをご覧になってはいかがでしょうか!?

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』を読んだ感想。個人資産230億円を持つcisさんの投資で稼ぐ秘訣が分かる本。

皆さまこんにちは!

今回は、前から少し気になっていた本の感想になります。

 

一時期、Amazonの「株式投資・投資信託カテゴリー本」売れ筋ランキングにて1位になるほどの注目を集めていたcisさんの本、

【一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学】

です。

 cisさんは日本の歴史の中でも有数の高額投資成功者と言える方です。

※純資産230億円は、普通のサラリーマン生涯年収の約75倍以上です。

 

私もcisさんは本を出版する前から存じ上げており、とにかく経済に対する感性が鋭い方だと思っていました。

情報分析力と行動力が素早く、Twitterでcisさんのツイートを見たのちに株価を確認したら値が爆上げしていたとか、好材料が出ていたとか…割とザラにありました(笑)

 

cisさんは、とにかく情報に関するアンテナを常に張っており、優れた判断力を持っています。

 

そんな方の投資哲学本という事で、内容をざっくり紹介すると…、

・cisさんの投資スタンス(投資方法)

・メディアやインターネットの投資情報についての考え方

・ギャンブルやゲームなどの勝負論

 この3点が本書の主な内容になっていました。

 ※所々で、cisさんの生い立ちや恋愛の話も出てきますが…(笑)

 

今回も本書を読み進めた中で特に印象的だった部分を抜粋して紹介していきたいと思います。

 

 

 

230億トレーダーの株式投資に対する姿勢は常にシンプルだった

世の中には様々な投資哲学の本が出ていますが、成功者cisさんの投資スタンスは極めてシンプルそのものでした。

① 基本は「順張り」のトレード。

②「押し目買い」は避ける。

③ ナンピンは最悪のテクニックと考える。

④ 暴落相場をチャンスにする。

⑤ リスクヘッジは無駄である。

 専門用語があれど、上記の5点を見て株式投資を実際に行っている人であれば、

「あれ?…、以外と普通だ。」と思ってしまうかもしれません。

※はい、私はそう思いました!

 

しかし決まりがシンプルである故に、1つ1つcisさん自身の経験を元に丁寧に解説してくれていました。

 

①基本は「順張り」のトレード、 ②「押し目買い」は避ける。

cisさんが、投資初心者の人にから質問が来た時は、

「上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる」

 とだけ言うそうです。

 その根拠として、

買われている事で上がっており、売られている事で下がっているというのは明確な事実としてそこにあるマーケットの潮目に沿って行動するのが一番勝つ確率が大きい。

 と言っています。

※株価が上がっている時に購入する事を「順張り」、下がっている時に買う事を「逆張り」と言います!

 

私もcisさんの上記の発言にはとても賛同していて、

「逆張り」で株を購入するという事は、自身の購入価格が奇跡的に底値で無い限り(1番低い価格)、その後も株価は下がっていくため効果的トレードと言えません。

 

 特に自称中長期保有の人は「逆張り」をしがちで、

その結果、経済環境に揉まれ、購入価格より下がってしまい売るに売れなくってしまいます。(塩漬け)

※実は、私もよくなります…。

 

またこの「逆張り」と似た購入方法に、「押し目買い」があります。

※「押し目買い」は上がった株価が少し下がった時に買う事です。

cisさんは、

「少し下がったところで買う」とか、「割安なタイミングで買いたい」とか考えるのは、そもそも発想として間違っている。

押し目買いは、下がったところで買おうとする訳だから、逆張りの一種であり「上がっているものを買い、下がったら売る」の基本に反している。

 と言っています。

 

値ごろな株が下がったから買うのでは無く、その株が上がると絶対的な自信で買うこと。

つまり、板やチャートに踊らされるのでは無く、決定的な材料と自分の信念に基づいてトレードを行う事が大切と感じました。

 

相場のメディアはかなりいい加減

 cisさんの本で私が面白いと思った話を1つします!

 

cisさんは相場において、メディアはアテにしていないそうです。

 

その理由をこう言っています。

相場の解説をしているテレビ番組では、1時間ごとに売買代金ランキングと解説を発表していたりする。

しかし適当な要素を寄せ集めて、テンプレ的につなげて説明をつくっているだけとしか思えない。

なぜなら、以前ソフトバンクグループの株価を50億円分近く損切りした時に、僕自身が耐え切れなくなって損切りをしただけなのに、「昨日の中国が何とかかんとか…」適当な理由をつけてメディアで解説をされていたからだ。

 cisさんレベルの投資額になると、一度の取引にて株価が大きく動いてしまいます。

その本人だからこそ、メディアの適当な理由で発信された際には気付いてしまう。

 

私達には見えない世界観だからこそ、cisさんの言葉には妙に説得力を感じました。

※周りの情報をただ闇雲に鵜呑みにするのではなく、自分の力で判断、分析する事が大切ですね!

 

世の中には様々な情報商材が転がっていますが、その情報を知った上でどう扱うかは自分自身です。

今後市場に出てくるAIに引けを取らない様に、人間らしい判断力を養う事の大切さを感じました。

 

またこの人間らしい投資という部分において、cisさんはこう言っています。

僕はAIがどんどん強くなるとは思っているけど、人間ができることはいくらでもある。

例えばAI自身はリスクを取れない。

数千億円や数兆円といったレベルのリスクある取引を出来るだろうか。

AIに恐怖心が無くても、AIの運用元にはそれがある。

これは車の自動運転が進まないのと同じで、機械が人を死なせてしまった場合の抵抗感などに近いかもしれない。

 

結局そこまで単体としては大きなお金を動かせるようにはならないと思う。

そうであれば、AIに取れないリスクを取れるのが人間の強みという事になるし、実際、僕はそういう場面でこそ勝ってきた。

 

 個人トレーダーは、これから先進していく技術の中でAIと戦っていかなければなりません。

AIとAIの取引きが市場の大半を占める相場が来る可能性もあります。

その時、最後に物を言うのは本人の磨きあげてきた「人間らしさを生かした投資方法」なのかもしれません。

 

 

 

終わりに

本書は株式投資の基本とも言える投資ルーティンをcisさんの経験談を元に学べる本でした。

総評としては、細かい投資ノウハウもちらほらあるので、株式投資初心者の人にぜひ読んで欲しい本です。

 

ただcisさんも本書で言っていますが、1つの情報だけに偏るのは良くありません。

特に投資関係は、関連本を沢山読み「良いテクニックは吸収」「自分と違うテクニックは新たな気付きにする」のが大切だと思います。

 

そのため、自分を育てるための参考本の一冊として読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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『仕事はおもしろい』を読んだ感想。人生を変えるために自分を変える、斎藤一人さんの生き方が分かる本。

知り合いに「何か面白い本はないか?」と聞き、

毎度のごとくおすすめされた本を早速手に取りました。

 

という事で「斎藤一人さん」の、

【仕事はおもしろい】

を読んでみました!

 

独特の文章とクセの強い表現が多いですが、一人さんが伝えたい事は極めてストレートであり、読んでいる内に徐々に好感度が上がってくる不思議な本という感じ。

斎藤一人さんは、高額納税者公示制度にて12年間連続10位以内に入ったスーパー金持ちであり、平均年収は30億円だとか。(凄まじい)

 

…はい、肝心な本の内容ですが、タイトルとは打って変わって「メンタル、マインドの向上」を主軸とした内容と感じました。

 

仕事に対する「熱意」「姿勢」の話もありますが、個人的には一人さんの考える「人生の生き方、捉え方」の話の方が印象深く残っています。

その中から、得に印象深かった話をいくつか抜粋して感想を残したいと思います。

 

 

 

「仕事がおもしろい」ってわかったら、もう成功者

私が思うに、仕事に対する価値観は人それぞれ違うと思います。

しかし斎藤一人さんは、

仕事って面白いんだよ。

遊びに真剣になれて、なぜ仕事に真剣になれないんですか。

それは誰かが「仕事はつまんなくて、遊びがおもしろい」って植え付けたんだよ。

このように言っています。

 

そして「仕事を仕事だと思ってやるのではなく、遊びやゲームだと思って楽しんでやる」と言っています。

 

確かに最近は、単調な業務が減り(機械化が進み)人としての魅力が大切な仕事が生き残っているように感じます。

※社会的にも「お客様対応」や「ビジネスマナーの質の向上」「人としての思いやり」が求められてきています。

 

仕事に対するモチベーションは、その仕事をしている人の魅力に直結します。

 「辛い」「めんどくさい」「しんどい」と思っている人の周りは常に負のオーラがまとっているため、どうしても周りからは魅力的には見えません。

 

人一倍頑張っても成功が難しいこの世の中で、嫌々仕事をやる事によるメリットは全くありません。

また本書の中で斎藤一人さんが、

「あの人が嫌い、この人が嫌い」って言ったって、所詮あの人もこの人もいなくならないし、この人もいなくならないんだ。

「あの人が居ても結構、この人が居ても結構」と思い、誰が来ても平気、じいっと観察して色んなタイプの人が居ると大人な対応をしよう。

 と言っています。

・周りの人や環境に負けず、大人な対応で自分自身をコントロールする事。

・そして人として生活する以上、仕事は一生付いてまわる事。

・斎藤一人さんの考えに習い、仕事をおもしろいと思えれば成功者になれる。

この3点から仕事も遊びやゲームのうちだと思い楽しむ」これが人生の成功者への近道だと思いました。

 ※根性論ですが、気持ちの持ち様は本当に大事な事です。

 

 よき仲間と助け合えば、人は出来る様になる

 斎藤一人さんの本では、自身の仲間や弟子が数人登場します。

そして斎藤一人さんは、登場人物の方々は皆、成功者だと言います。

なぜか?

 

それは「それぞれが得意な事を仲間内で共有し合い、教え合っているから」です。

※よく、スキル継承とも言いますね!

 

斎藤一人さん曰く、

皆、得意な事をそれぞれが一生懸命やっているんです。

まだ出来ない人は、それを見て、真似すればいいだけなんです。

学ぶって、「真似ぶ」ってことから来てるんです。

上手くいっているところを真似すれば良いんだよね。

 と言っています。

 

どの世界でも、初心者は上手くいっている人から教わる事が世の常です。

そして真似る事が、習得するための一番の近道であり、一番の学びでもあります。

 

武道でも「守破離」という有名な言葉があります。

「守」、徹底的に指導者の話を守る。

     ↓

「破」、自分独自の工夫をして、指導者の話しに無かった方法を試す。

     ↓

「離」、指導者の下から離れ、自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。

師からの教えに忠実に従い、徐々に自分の分野を展開していくという事。

これが仲間も自分自身も限界を超えるために最も大切な事であり、皆が成功するために必要な事だという事でした。

 

 そして斎藤一人さんは自分の言葉で、

ただ徹底的に真似するだけではなく、その上で、自分自身の工夫を加えるんです。

「富士山の上に脚立を立てたら日本一になる」って私は言っているんですけどね。

と言っています。

 

感想としては、

・日本一(これ以上ない程良い物)になっても自分らしさ(個性)を付け加え、さらに新しい自分色を生み出していく。

・人それぞれ良さは違う、その人のもつポテンシャルを最大限に引き出し、良い所を吸収し、自らの技術を上げる。

この2点を感じました。

 

読み進めていく上で、上記の「富士山の上に脚立」の様なユーモアのある表現もあり、「これが斎藤一人さんらしい表現の仕方なんだな」と感じました。

 

 

終わりに

本書は、魅力的な人間になるためにはどんな行動や考え方が必要なのかを学びたい人に読んで欲しい本でした。

 

 最初にも申し上げました通りこの本は、斎藤一人さんの独特の世界観があります。

※独特の表現方法と、ストーリー構成で読み手に攻めてくるので、苦手な人もいるかもしれません…。

 

ただ内容は、仕事術に沿ったマインド醸成に特化しているので、仕事のモチベーションに関わる重要なポイントはしっかりと掴んでいます。

私個人の意見としては、試しに読んでみる価値はあると思います。

 

余談ですが、後半の斎藤一人さんの弟子の方々の話は、崇拝し過ぎ感が否めなく逆に面白いです(笑)

 

せび興味があったら手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

那須観光の途中で寄り道デート!「とりっくあーとーぴあ」のおもしろ美術館で遊んできた感想!

今回は那須に遊びに行った時の空き時間で立ち寄ったトリックアート美術館、

「とりっくあーとぴあ」の感想を話したいと思います。

※那須温泉の記事はこちらからどうぞ!


那須観光の暇つぶしのつもりで立ち寄ったのですが、目の錯覚を利用した遊び心と芸術性が混じった完成度の高い美術館だったので記事にしようと思います!

 

那須でちょっと時間を持て余したカップルやファミリーには最適の場所だと思います。

 

いくつかトリックアートの写真も撮ってきたので参考にご覧ください!

それではどうぞ。

 

 

「とりっくあーとぴあ」の紹介

「とりっくあーとぴあ」は那須郡 那須町にある人間の錯覚を利用した体験型アート美術館です。

東北自動車道「那須I.C.」から車で約8分程度なので、車で那須観光に来ているのであれば気軽に立ち寄れる場所でもあります!

詳しくは公式サイトの交通アクセスをご参考下さい。

http://www.trick-art.jp/access/traffic.html

 

 美術館は3つに分かれており、

・トリックアートの館(遊園地、動物、水族館、テーマパークをモチーフにしたトリックアート)

・トリックアート迷宮?館魔法の世界にいるようなトリックアート)

・ミケランジェロ館イタリアルネサンス歴史の世界観を再現したトリックアート)

  それぞれで全く異なる雰囲気があり、トリックアートの体験の仕方も変わります。

※ちなみに「トリックアート館」と「トリックアート迷宮?館、ミケランジェロ館」は美術館の位置が600m離れていますので車以外で訪問の方はご注意下さい。

(歩いて移動している方も結構いらっしゃいましたが…)

 

そのため料金は1館単位で購入する事が可能で、1つだけ行きたいジャンルの館に行くも良し、全部を見るも良しの切り分け方になっています。

・大人(高校生以上):「入館券:1300円」「2館共通券:1300円」「3館共通券:2700円」

・小・中学生    :「入館券:800円」「2館共通券:1300円」「3館共通券:1800円」

※全館見る場合は、3館共通券を購入するのがお得になっています。

(ちなみに、私達はせっかくなので3館共通券を購入しました。)

 

どの美術館も自由に写真を撮る事が可能で、記念に写真を残したい人には嬉しい仕様でした!

※作品の近くにトリックアートを楽しむコツや、撮影のポイントなどを記したパネルがあります。

(もちろん、私達もバッチリと沢山のトリックアートを写真に収めてきました!)

それではいくつか写真で紹介していきたいと思います。

 

トリックアート館の感想!

トリックアート館は、遊園地、動物、水族館、テーマパークをモチーフにしており、建物を利用したトリックアートが多いのが印象的でした。

 

例えば、建物の角を利用したゴリラに食べられてしまいそうなアート…、

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手と足で頑張って食べられるのを耐えているように見せるため、手足の位置を歯に合わせます。

 

こちらは、グラスに入れられ猫につかまってしまうアートなんかもありました!

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グラスの中に体育座りで収まる自分。 シュール…。

お皿の上に座るパターンもアリですね!

 

あとは、オリを破ったトラに服を噛まれているアートです。

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これは自分の洋服をトラの口に上手く合わせてあげると上手く噛まれている様に出来るそうです!

 

いや、っていうか…

なんで全部、動物に食べられているアートなんだ…?(笑)

 

…はい、動物以外も沢山ありので安心してください!

この作品は片足立ちだけで出来て、水に落ちそうな表現が分かりやすいです。

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平らな床でどれだけ水に落ちそうな表現ができるかが重要…!???

 

この他にも、様々なトリックアートがあります。

ぜひご自身で体験してみて下さい!

 

 

トリックアート迷宮?館の感想

トリックアート迷宮?館は、まるで魔法の世界を再現した美術館でした。

最初のトリックアート館より、作品表現の難易度が高くなっている気がしました。

 

例えば、綺麗なお姉さんの頭にポン出来る素晴らしいアート。

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ただこれ…、壁に寄りかかって空気イスをしているのでめちゃくちゃキツいです。

座っているだけや、立っているだけの表現から急に上がる難易度。

 

魔法の世界という事で、魔法使いになれる作品です。

ここにきて壁面のアートだけではなく、固形物を利用するパターンが出てきました。

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壁と床にかけてほうきの柄があり、柄に座る事であたかも空を飛んでいるかの見えるトリックアートです。

(これは空気イスじゃないから助かる…)

 

魔法使いの作品といい、アート以外に固形の物もあるので「トリックアート迷宮?」 なんですね!

今回はトリックアートにも一捻りあって、かなり面白いです。

また私はハリポタが好きなので「トリックアート迷宮?館」世界観はかなり楽しめました!

 

ミケランジェロ館の感想!

ミケランジェロ館は、イタリアルネサンスの3大巨匠(ミケランジェロ、ダヴィンチ、ラファエロ)の名作とトリックアートを融合させた作品など、芸術の歴史を感じさせる美術館でした。

 

撮影こそしませんでしたが「モナ・リザ」や「真実の口」など有名な作品も多く、それをトリックアートにしているため、ユーモアを感じつつ歴史の名作に触れる事が出来ました。

 

私達がミケランジェロ館で撮影した作品はこちら。

 

大きな男性の強い目力に圧倒される作品です。

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肩にちょこんと座って見つめ合うはいいけど、ちょっと身体が大き過ぎやしませんか?(笑) 

 

表現に捻りがあってかなり面白かった作品はこちらです!

ゴミ箱と壁を使って大の字をする超人的なバランス感覚があるように見える作品です。

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こんな事が実際にできたら、オリンピックも夢ではないかもしれませんが…。


実際はこうです。

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改めて見て思いましたが、

なんちゅうバカみたいな恰好をしているんだ、自分は(笑)

 

しかしこの作品、元々が全て横向きで描かれており、床にある履き物なんかもよりリアリティを演出しており、アートに対するこだわりを感じました!

 

最後にシスティーナ礼拝堂をトリックアートで完全再現した作品です。

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体育館の半分くらいの大きさの部屋全てに絵画が描かれており、今回の作品の中で一番迫力がありました。

女性はドレスを無料でレンタルする事ができ、礼拝堂の中で自由に写真を撮る事が出来ます。

(近くにスタッフがいるので気軽に写真を撮ってくれます)

 

システィーナ礼拝堂は遊び心などはありませんでしたが、単純にそのスケールの大きさに驚きました。

これまでの作品でも迫力の大きさは頭一つ飛び抜けており、ミケランジェロ館の一番の見所だとおもいます!

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

 

今回紹介した作品は、実際の一握りでまだまだ沢山のトリックアートがあるので気になる方は実際に「とりっくあーとぴあ」行き体験してみて下さい!

 

那須は温泉が有名ですが、ゆっくり休んだ後はちょっとした遊び心で美術館に冒険してみるのも良いと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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『マンガでよくわかる エッセンシャル思考 』を読んだ感想。周りに流されやすく、要求を断り切れない人の思考を180°変える本。

とあるブロガーの方が「読んでから人生が変わった」と大絶賛しているのを見て軽い気持ちで購入しました。

 

本書は通常の活字版とマンガ版があるのですが、今回私は「マンガ版」を読みました。

という訳で「マンガでよくわかる編シリーズ本の感想 第2弾」 になります。

※第1弾はこちらからどうぞ!

 

こちらが、マンガでよくわかる【エッセンシャル思考】です。

 

どんな事を学べる内容かザックリ紹介すると、

・時間の作り方

・時間の使い方

・選択肢の正しい選別

 この3点になります。

 実際に読んでみて、私が読んできたビジネス本でも、「自身の根本的な価値観を大きく刺激する本」という印象です。

 

一通り読んで、度肝を抜かれたというのが率直な感想。

いかに自分が世間体や他人の顔色を窺いながら生活していたのかを思い知りました。

 

「絶対にイエスと言いきれないのなら、それはすなわちノーだ!」

優柔不断な私にはかなり胸に刺さる言葉の1つ。

 

これまで「仕事」や「知り合い」からの頼みに、素直にイエスと言えない場面がいくつあった事か…。

本書は、私の様な甘い考え方の持ち主に衝撃を与えてくる内容です。

 

今回は、特に印象深い内容をいくつかピックアップして紹介します!

それではどうぞ。

 

 

 

「忙しくて何も手が付かない」を断ち切る3つの真実

・やりたい事が多過ぎる。

・仕事や作業が忙し過ぎて、どれも中途半端になってしまう。

・複数の事を同時に手に入れようとする。

これらの事は誰にでも経験があると思います。

…というか私もありました。

 

仕事にも慣れ、ある程度自分に余裕が出来ると謎に回ってくる「様々な雑務」や「手に余る業務」。

もちろん、仕事以外のプライベートでも言える事です。

 

全てをそつなくこなせれば良いのですが、そうはいかない時も当然あります。

そんな時に「エッセンシャル思考」に持ち寄り改善すべき3点の思考。

「やらなくては」

「どれも大事」

「全部できる」

この3点の思い込みを、

「やらなくては」ではなく、「やると決める」

「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」

「全部できる」ではなく、「なんでもできるが、全部はやらない」

…と、上記に変換することが大切です。

※エッセンシャル思考とは「より少なく、より良く」を追求する考え方。

 

「仕事」や「必要以上の人付き合い」など周りからの要求に明け暮れ、自分のやりたい事が手につかなくなるのであれば本末転倒です。

 

しかし「非エッセンシャル思考」の人が決して「できない人」ではありません。

優秀な人であるが故、何でも引き受けると自分の方向性を見失ってしまいます。

 

ここぞという時に最高のパフォーマンスを発揮するためにも必要な事を厳選し、

「もっと仕事を断ろう」と宣言してみたり、自分がやろうとしている事が「これって本当に必要か?」を考える事が、エッセンシャル思考になるために重要という事が学べました。

 

 

 

優柔不断を治すために、「90点ルール」で物事を選別する

何かを選ぶ時に選択肢が多いと迷ってしまう…。

優柔不断な人にはありがちな事です。

 

そこで「ものごとを選ぶ時に迷わないコツ」は、基準をとことん厳しくすること。

「絶対にイエスと言い切れないのなら、それはすなわちノーだ!」と考えてしまうという事でした。

 

「これもいいなぁ~、でもこっちもいいな~…」と迷う事自体が、時間ばかり過ぎ「非エッセンシャル思考」になってしまいます。

 

エッセンシャル思考とは、「より良くより少なく」を追求する考え方。

〇最重要事項(これだけは絶対に譲れない条件)を1つ用意し、その基準に対して選択肢が100点満点でなん点に値するか?

          ↓↓↓↓

自分の中で90点未満であれば潔くバッサリと切り捨ててしまう。

この考え方は、優柔不断な私からしたらかなり衝撃的でした。

 

「 迷い」は時には必要な感情でもありますが、「迷い続ける事」は決まった選択肢から選ばなければいけない以上、効率的な行動とは言えません。

 

そのために物事に採点を付け、「これは89点だなぁ…」と思ったのならそれは「すなわちノー」でありバッサリと切る。

 

この「90点ルール」が優柔不断を治し、素早くより良い選択が出来る「エッセンシャル思考」になるために必要な事だと学ぶ事が出来ました。

 

悪い癖を直すためには、最初の「トリガー」に着目する事

自分の何がいけないのか。

自分の悪い癖を客観的に分かっていたとしても上手く治せない人ってかなりいると思います。

 

そこで悪い癖を正しい習慣に変えるためにも、行動自体よりも、それを引き起こす「トリガー(原因)」に着目するのが重要という事でした。

トリガーを見つけて別の有益な行動と結び付けてあげれば、少しずつ悪い癖が改善がされるとの事。

 

例えば、

・休日だから次の日は昼ぐらいまで寝てしまうのであれば、休日だからこそ早起きして1日の予定を立ててみる。

 ・暇になったらすぐにSNSなどを確認してしまうのであれば、その空き時間で自分のスキルアップに繋がる情報や資格についてググって挑戦してみる…等。

 最初はかなり抵抗があるかもしれませんが、それでもやりつづけていれば、やがてその行動が習慣化し、無意識のうちに新しい行動(第一歩)に踏み込めるという事でした。

 

確かに私も最初はビジネス本なども読みませんでした。

スキルアップに繋がる資格も取りたいと思うだけで実際に行動に移す事がありませんでした。

 

しかし「考え方を変えて行動してみる事で、少しずつ見える世界も変わってくるな」と再認識しました。

・やらない理由を探すより、とりあえずやってみる。

・できない原因を意識して治してみる。

 少しでも悪い癖を治したいと感じているのならまずその原因を突き止め、一歩行動してみる事が「自身の突き抜けた成長」のためにも必須だと感じました。

 

 

 

終わりに

本書では、不要なものを捨て、人生をシンプルにする事に重点を置いた考え方を学習できる本だと感じました。

 

今回読んだのがマンガ版だったため、スラスラ読み進める事ができ、読み手に伝えたいメッセージもかなり分かりやすかったです。

※さすが私の尊敬するブロガーさんが大絶賛するだけある内容でした!

 

「ものごとの考え方」についての本なので、あまり引き腰にならずに気軽に一読してみるのもアリだと思います。

もし少しでも興味があるのなら試しに読んでみてはいかがでしょうか!?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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