『まんがでわかる 伝え方が9割』を読んだ感想。コミュニケーション能力向上のために抑えるべきポイントが学べる本だった。

皆さまこんにちは。

 

今回は、書店で私のコンプレックスである「コミュ力不足」を刺激する本を偶然見つけてしまったので購入してしまいました…。

 

という訳で「マンガでよくわかる編シリーズ本の感想 第3弾」になります。

※第2弾はこちらからどうぞ!

今回紹介する本は、人とコミュニケーションを取る上では欠かせない要素である「相手に自分の気持ちを伝える事」を題材としたまんがでわかるシリーズになります。

 

その名も、まんがでわかる【伝え方が9割】です。

 
本書で学べる内容としては、
・「伝え方」に対する意識の変革
・相手の「NO」を「YES」に変える「伝え方」
・相手に与える印象を大きく変える「伝え方」

 この3点になります。

 

本書の内容は、普段の私生活でも、社会人としてビジネスの場でも活用する事ができる内容となっています。
※そもそも自分の考えを誰かに伝えるという行動は、切っても切れない行動ですよね!

 

本書では「相手のNOをYESに変える」ために意識すべき伝え方の注意点を、具体的に3つのステップと7つの切り口に分けて紹介しています。

 

今回は、相手のNOをYESに変える3つのステップを深堀して紹介しようと思います!
それではどうぞ。
 

相手のNOをYESに変える3つのステップ

自分の要求を相手にお願いする際に「NO」になり得る事を少しでも「YES」に変えたい。
 そんな時にどうしたらいいか?
 
本書では、初めに3つのステップを踏む事で「YES」をもらう可能性をあがると言っています!
 
Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」
Step.2 「相手の頭の中を想像する」
Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」
 
今回はこの3つについてお話しようと思います。
 

 Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」

まず、Step.1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」です。
 
作者は本編にてこう述べています。
ストレートに思いを伝える事でうまくいく事も世の中にはあるが、うまくいかない事も同様にあります。
考えた上で、ストレートに言うのが最も「YES」をもらえると判断した時はともかく、何でもかんでもストレートに言うのはバクチと一緒です。
もしかしたら人生を左右するかもしれない大切な場面で、白か黒かのルーレットに任せてしまって良いのでしょうか?
 これは今までの私の人生経験上ですが、「感情に身を任せて発言する人」や「何も考えずに即答する人」に周りから厚い信頼を得ている人はそこまで居ません。
 
どのような特徴の人か例に挙げると…、
 
〇感情に身を任せて発言する人
・自分主体な考えを押し付ける。
・客観的な発言が出来ていない。
・情や圧で訴えかけてくる。
 
 〇何も考えずに即答する人
・自分の思った事をそのまま発言する。
・返事を投げがち。
・適当に応答している様に見えてしまう。
 
…と、この辺りが主な特徴かな〜思います。
 
上記2つを言い換えれば、「自分にとても正直である」と捉えられなくも無いですが、プライベートならまだしもビジネスの場では落ち着いて発言できる人の方が信頼度は高いです。
 
そのため、少しでも相手のNOをYESにするためにも本編で述べているのが、
 
「発言する前に一旦落ち着く」
      ↓↓↓
「自分の頭の中をそのまま言葉にせず、一度頭の中で発言を整理する」
      ↓↓↓
「頭の中で整理した内容を発言」
 
上記の流れが伝え方の技術を上げるためにも大切という事をマンガにて分かりやすく解説していました。
 
 

Step.2 「相手の頭の中を想像する」& Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」

そしてここで更に大切になってくるのが、
Step.2 「相手の頭の中を想像する」、
Step.3 「相手のメリットと一致するお願いを作る」です。
 
Step.1 だけでは自分なりに発言を選んでいても、まだ独りよがりな部分があるため、ここでStep.2〜3を通して補完していきます。
 
Step.2~3に関して作者はこう述べています。
ぐっと、そのまま口にするのをこらえ、
お願いに相手がどう考えるか?ふだん相手は何を考えているか?
相手の頭の中を整理しつつ、分かりうる相手の基本的情報を思い出していきます。
そして相手の頭の中をもとに、コトバをつくっていきます。
ここで、大切なのは相手の文脈でつくることです。

ということでした。

 

「もし自分が相手の立場だったならどうする?」や、

「相手はコレをされると喜ぶな…」といった憶測をたて、情報分析をしていく事で相手主体の言葉を選びます。

 

そして、相手の立場(相手の文脈)で、自らの要求を叶えるための要素を盛り込んでいきます。

 

つまりStep.1~3までを要約してしまうと、

 相手の立場で発言をつくり、結果的には自分の求めている事が達成できるようにする。
 
上記が、相手のNOをYESに変えるため必要な3つSTEPの根本的な考え方という事でした!
 

 

「まんがでわかる 伝え方が9割」を読んだ感想

まず毎度の事ながら、まんがでわかるシリーズは活字が苦手な人でも非常に読みやすいです。
 
マンガ慣れしている人なら恐らくサクッと読めちゃうのではないでしょうか?
読書時間は、ゆっくり読んで2時間かからないくらいでした。
 
また本編は、コミュニケーション能力の向上においてプライベートからビジネスまで応用できる内容であり、
「伝える」という行動を主軸としている事から、人として欠かせないスキルのため一読するメリットは十分あると思います。
 
交渉術や褒め上手になるための細かいノウハウなんかも載っているので、純粋にコミュニケーション能力向上の潤滑剤として使えそうな本ですね!
 
今度、暇を見つけて活字版も読んでみようと思います。
 
皆さまもぜひ読んでみてはいかがでしょうか!?
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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