【感想 評価】『バイオハザードRE2』クリアしたので全体的な感想を述べたいと思います。本作は無限武器が多くやり応えあり!!
待ちに待ってました…、
『バイオハザードRE2』です!
今回は、販売日である1月25日の0時になったと同時にプレイを開始し、バイオハザードRE2表シナリオ、裏シナリオ共々全クリアしたので感想や評価について話していきたいと思います。
先に本作「バイオハザードRE2」が面白いか?、面白くないか?の結論から言わせて頂きますと…
めちゃくちゃ面白かったです。
私は初代バイオハザード2をプレイした事が無いため新鮮な気持ちで取り組めたのもありますが…。
それでも
・難しいけどクリア出来ない事は無い、絶妙な難易度(めっちゃ死ぬけど)
・バイオハザードらしい「ゾンビの復活」
・登場人物ひとりひとりの個性や背景がとても深い(主にエイダが)
この3点は特に良かったかなと思っています。
さすが大人気シリーズなだけに、ソフトの売れ行きも好調で、
販売日からかなりの大ブームも起こっているみたいです。
ただ個人的ではありますが、全てが良いという訳では無く「所々のやりにくさ」も少々感じたのでその点も述べていきます!
注意点として、ネタバレやグロ画像を多く含みますので、「ネタバレ厳禁な方」や、「グロい表現が苦手な方」はご注意下さい。
それではどうぞ!
プレイしてみた全体的な感想、評価
初期バイオハザードらしい、 純粋なガンシューティングが楽しめる
最近のバイオハザードは、「体技を使ってれば勝てる」感が否めなかったと思います。
銃で頭や足を狙い、ひるませてから「体術でフィニッシュ!」みたいな。
本作では「体術による攻撃、フィニッシュは出来ません。」
というか、ありません。
最近のバイオの様な「スーパーマンプレイ」は出来ないです。
体術を使えない事がけして「良い」とか「悪い」とかでは無く、
このやりずらさ、「純粋なガンシューティングによる戦闘」が本作の良さ(原作に忠実)なのかなと思います。
ナイフや手榴弾などの道具はあれど、全て「消耗品」です。
そうです、ナイフも消耗品です。
体術という概念が無く、ナイフも消耗品のため、
・弾の無駄遣いをすると弾切れになり、敵とまともに戦えない恐怖
・避けれる敵は避け、弾の消費を極力減らす
この2点をかなり注視せざるを得ないです。
これが本作を「よりバイオハザードの世界で生き残り、ゾンビの町から脱出するリアリティ」として感じる事が出来ると思います。
なので本作は結構難しいです…。
ただ武器(銃)はこれまでのバイオシリーズ通り、様々な種類の武器があるため、銃の性能に合わせた戦い方を模索するのはかなり楽しいです。
(クレアがミニガンを使うのはかなり驚きました!さすがクリスの妹、もはやただの女子大生では無いですね…(笑))
グラフィック、リアリティ共に上昇している
リメイクなので当たり前と言ってしまえば当たり前なのですが、
最新作なだけあり、
めちゃくちゃグラフィックが綺麗です。
映像が鮮明ゆえにゾンビ一体一体もかなりリアルで恐ろしく、「リッカー」は本当にグロテスクで気持ち悪かったです。
※しかもリッカーが近寄ってくるといつ気付かれる事かとヒヤヒヤします…
リメイクにて映像が綺麗になり、より「リアルな世界観」になったため、
ベースは「初代バイオハザード2」でありながら、「新生バイオハザード」でもある、「これまでのバイオファンを更に釘付けにするバイオハザード」になっていると思います。
ストーリーの合間の映像もちょっとした映画を見ている様でかなり楽しめました!
※今作は合間の映像もかなり凝っていてRE2製作スタッフの本気度を感じました。
とにかく登場人物が綺麗になって帰ってきた
もうほんとコレですね。
一番大事。
エイダ綺麗過ぎんか?いや、マジで。
…失礼致しました。
いやでも、本当にエイダ・ウォン綺麗になって返ってきてくれました。
バイオファンとしては、エイダは登場回数も多く、物語でもかなりの重要ポジション、そして美人キャラなので期待以上の出来栄えでとても嬉しかったです。
相変わらず、レオンもイケメンのまま帰ってきてくれました。
本当にひとりひとりのキャラの完成度が高いです。
これも個人的には「本作の評価点に十分入り得る」と思っています。
シリーズでもかなりのメインキャラである、「レオン」「クレア」「エイダ」の完成度の高い生還はバイオファンとして素直に嬉しかったです。
Sランククリアと本作品の難易度について
本作「バイオハザードRE2」の難易度は、
「ASSISTED」…アクション苦手な人向けの難易度
「STANDARD」…標準的な難易度
「HARDCORE」…上級者向け、シリーズマニア向け難易度
この3点ですが、そもそも全体的な難易度として「かなり高い」と思います。
クリア出来ない難易度ではありませんが、不慣れの方なら割とゲーム進行中に死ぬ事も多いかと思います。
(最近のバイオの様なQTEは一切ありませんので、ストーリー映像中は安心して休めます)
「難易度がかなり高い」理由として、
・体術が無い、純粋なガンシューティングの慣れが必要である。(最初で述べた通り)
・物語中盤からは、「常にタイラント(強敵)に追跡される」事になり何かとめんどくさい。
・割と敵が堅い、しかも死んだフリをする(基礎体力が多い)
この3点が主な理由です。
特にタイラントの追跡は、まともに戦ってもダウンにしか成らず、しつこく付きまとってきます。
ゾンビの大群と重なった時は思わぬ事故の原因にもなり、かなり難しい仕様だと感じました。
ちなみにストーリー攻略プレイ時間は、人にもよりますが「公式としては10時間前後」を目安として作成したみたいです。
私の初見レオン編 スタンダード(表)のクリア時間は7時間ほどでした。
映像演出や謎解き要素も多く、1つのストーリーでかなり楽しめるボリュームになっていると思います。
2度目の本編という事でクレア編をプレイしました。
1週目のレオン編である程度操作や攻略方法も理解したため、早めの周回が出来ました。
(1週目の7時間を大きく下回った4時間前後でのクリア…それでもAランク、S評価はどれだけ厳しいのか…)
Sランク獲得のクリアタイムは、
・スタンダード
表シナリオ…3時間30分以内クリア
裏シナリオ…3時間以内クリア
・ハードコア
表シナリオ…2時間30分以内クリア
裏シナリオ…2時間以内クリア
になっています。
(ハードコアはゲーム難易度がもう良く分からない難しさになってますね…)
無限武器、追加要素などのやり込み要素について
やり込み要素はかなりあります。
まずストーリーですが、最初のシナリオクリア後(表)に、新しいシナリオ(裏)が追加されます。
最初のストーリーをクリアするとNew Game(2nd)という物が新たに追加されます。
最初は、レオン編(表)クレア編(表)が存在するため、レオン、クレア共々新たに裏シナリオがあるという事になります。
まるっきり別のシナリオでは無いですが、ある場所で分岐ルートになったり、表シナリオでは入手できなかった武器を入手、エンディングが変わったりと攻略方法も変わるため2度に渡って本編を楽しむ事が出来ます。
またその他にも、ハンク編や豆腐編という高難易度ゲームの存在やDLC追加の予定など…、まだまだこれからの追加要素にも期待出来ます。
※2019年2月15日に無料DLC、ゴーストサバイバーズ(Ghost SURVIVORS)追加がされました!
そして従来のバイオらしい、「条件を達成する事で無限武器の入手」や「コスチュームの変更」などのRECORD機能による特典も多くあります。
例えば、スタンダードをSランクでクリアすると無限弾ハンドガンが手に入ります!
本編の最速クリアや、回復縛り、高難易度クリアなど、様々な特典を目指したかなりのやり込み要素があると言えます。
無限ロケラン、無限ミニガンについて(S+クリア)
今回も初代同様、無限ロケラン等の武器があります!
S+クリア報酬は、レオン編が無限ロケラン、クレア編が無限ミニガンです。
1度解放するとどのキャラでも自由に無限武器を利用する事が出来ます。
S+取得条件
・難易度ハードコアで2時間30分以内クリア
・セーブは3回以内
・無限武器使用禁止(無限武器の使用は評価(ランク)が1つ下がる)
です。(鬼畜すぎる…)
つなまぐろさんの「レオン編ハードコアS+クリア字幕攻略シリーズ」が非常に分かりやすかったので乗せておきます。
私はつなまぐろさんの動画を参考にして、ハードコアのS+ランクを無事取得する事が出来ました!(字幕付き動画なので、本当に分かりやすいです。この動画を参考にすればかなりS+ランクが取りやすいと感じました)
私のクリアタイムはかなりギリギリでしたが、規定条件を満たしてクリアしたため、
無限ロケランとLE5(無限サブマシンガン)をGETしました!
無限ロケランのぶっぱなしプレイは殆どの敵が一撃のためかなり爽快です(笑)
残りの無限ミニガンも頑張って挑戦してみます。
(レオン編だけでかなり精神削られたのでいつになることやら…汗)
本作のちょっと残念だった点
自分が一番思ったのは、アイテム欄がすぐに一杯になってしまう事でした。
ナイフ等が消耗品になったため、消化できないとすぐにアイテム欄を埋めてしまうのは少し不便でした。
アイテムボックス預けるために行ったり来たり…
またPS4版ソフトとして前作「バイオハザード7」と比べると少し恐怖度が無くなったかな~と思いました。
(バイオハザード7は、VR版が本気で怖いです)
びっくりする箇所や、迫りくる恐怖はあれど、「バイオハザード7」のような背筋にゾクゾクっとくる恐怖感は特に感じませんでした。
リメイク版なので、「恐怖」に対して原作からかけ離れたオリジナリティを新しく作るのは、また違う気もするので、この感想ばっかりは私の個人的な思い過ぎかもしれません。
まあ1番は、
無限ロケラン、無限ミニガンの解放条件が難し過ぎるんですが…
(故のやり込み要素があるとも言えます)
最後に
上記にて個人的に少し残念な点をお話しましたが、それらを差し引いても、
本作がかなり面白い作品である事は間違いないです。
バイオハザードRE2評価
全体的評価 :★★★★★
アクション性:★★★☆☆
ストーリー性:★★★★☆
恐怖度 :★★★★☆
全体評価は、文句無しの星5個です!
私がバイオファンなため少し甘い評価とも言えますが、それでも初めての方でもかなり楽しめる作品だと思います。
私個人の感想としては、正直に言って現段階ではバイオ史上過去1番の作品です。
マジで面白いです。
2019年1月31日までPSストアにて、バイオハザードRE2限定体験版が配信しているので気になる方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
※現在、体験版の配信は終了しています。
かなり長い感想、評価になってしまいました!
(バイオシリーズが大好きなのでつい語ってしまいました)
バイオに興味のある方や、TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)が好きな方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!
最後までお読みいただきありがとうございました。