『マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』を読んだ感想。周りと行動力の差を付けたい人におすすめ!

今回は、

【マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術】

を読み終えたので感想を話していこうと思います。

※ 「マンガでよくわかる編シリーズ本の感想 第1弾」です!

 

「マンガでよくわかるシリーズ」という事で、

・活字を読むのが苦手な人でもマンガのため読みやすい

・それでいて有益なポイントをしっかり押さえている実用的なビジネス内容

この2点を抑えているため、とても低いハードルで有益な情報を学べる事が出来る本でした!

 

 

まずこの本を読み切って思った事は、

仕事でも、自己投資でも、周りと行動力に差を付けたい人はマインドの持ちようが違うなと感じました。

 

自分もそうなのですが、

「頭では分かっていても実際に行動に移せない事」って結構あると思います。

この本の主人公「上野 玲奈」も、周りに気を使って自分から思うように動き出せない悩みを抱えた人物なのですが、沢山の人に支えられて成長していきます。

 

「本だから、上手い事出来る様に話を作ってるだろうな~」なんて思いながら最初は読んでいたのですが、

最後まで読むと実際に私でもすぐに出来る事ばっかりだったのでびっくりしました。

 

以下、この本で学んだ大事な要点をいくつか紹介したいと思います。

それではどうぞ。

 

 

 

人に聞かないと決断できないのは、「リスクを侵さないリスク」を負っている

 

あなたは、

・上長、先輩に遠慮せずに自分の意見が言えるか?

・上からの指示を待たずに自分の決断で仕事が進められるか?

 この2点を聞かれた時にどう答えますか?

 

私は正直「ギクッ」としました…(笑)

 

そしてこの物語の主人公「上野 玲奈」も自分の意見を思う様に相手に伝えられない性格です。

・上からの指示を聞かずに勝手な行動をして、失敗する恐れがある。

・相手のやり方に口を出すとトラブルに進展する可能性がある。

・そもそも経験が浅いため、何も分からない。

これが主人公 玲奈の最初の状態でした。

つまり「玲奈は、これまで自らリスクを取って決断し行動する機会が圧倒的に不足している」と著者は述べています。

 

上記3点に対して、自らリスク(行動)を取り、

①まずは自分で調べる努力をする。

②調べても分からなかったら質問する。

③途中で気付いた事があったら、どんな立場の人に対しても自分の意見を述べる。

 この3点を心掛けるだけでも本人の成長力に大きな差が出ます。

 

「自ら決断して行動する機会を増やす」いわゆる主体的な行動力が重要である事が学べました。

 

しかし読んだ直後は、

「そんな事言われても実際にどうすればいいんだ…」とひねくれた考えを持つ私です(汗)

 

しかし、そういった人のために作者が決断力を高める簡単な行動例を述べていてくれました。

 

決断力を高める5つのステップ

「問題を先送りにしてしまう人」「大多数に同調してしまう人」つまり、

「リスクを伴う決断をしない人」にならないために簡単に決断力を高める練習として、

①どんなに小さな決断でも「自分自身で行う」ことを原則にする。

②業務上、どこまで自分の決断で行ってよいのかを上司に確認する。

③上司の許可が必要な場合でも「私はこう考えます」とまず宣言する。

④失敗したら、どこが悪かったのかを真摯に考え、上司の助言も拝聴する。

⑤成功したら、自分の決断が正しかったことを喜びつつ感謝する。 

と、著者は述べています。

 

文面だけ見ると少し分かりづらかったので自分なりに変換した結論は、

①どんなに小さな決断でも「自分自身で行う」ことを原則にする。

…食事選びや遊びに行く場所など、「何でもいいよ」という回答は使わずに自分で考えて、具体的な案を伝える。

※ちゃんと自分で考えを伝えられるようになったら主導権も握れると思うので! 流されるだけだと自分の自由する事も難しく、成長に繋がらない!

 

業務上、どこまで自分の決断で行ってよいのかを上司に確認する。

…許可をもらった範囲は自分の判断で決め、上司に頼り過ぎない。

※報連相は最重要事項としてしっかりと心掛けた上で、自分の判断力、決断力を伸ばす。ちゃんと許可を得たアリバイを作っておく! (主体的に動くための言い訳が出来るようにじゃないですが…笑)

 

上司の許可が必要な場合でも「私はこう考えます」とまず宣言する。

…上司に言われた事に対してイエスマンになるのではなく、「こういう方法はどうでしょうか?」など自分の考えを発言する。

※発言する事に対して怒られそうな状態の時は臨機応変ですが、上司の意見も踏まえ、それでも自分なりの改善案や考えがある場合は、空気を読みながら柔らか~く質問する。(自分の疑問点を抑えこまない)

 

失敗したら、どこが悪かったのかを真摯に考え、上司の助言も拝聴する。

…失敗は自分の経験値と受け止め、助言は素直に聞き、自身の成功のための学びに繋げる。

※失敗は成功の元という言葉もあるので、落ち込み過ぎない!落ち込んでもあんまり良い事無いので!

 

成功したら、自分の決断が正しかったことを喜びつつ感謝する。 

…自分だけの成功としないで、支えてくれた周りの人達に感謝をし、めちゃくちゃ喜ぶ。(笑)

※喜びはみんなで分かち合った方が嬉しいし、次のモチベーションにも繋がるので!

 

上記5点は自分なりにこういった形で理解しました。

ベースは、①~⑤のステップが大事なので、そこから自分なりに変換するのが良いと思います。

 

空気を読み過ぎると行動できない

主人公の玲奈も、空気を読み過ぎて周りに自分のホンネを伝える事が出来ずに悩んでいました。

学生生活なら穏便に過ごすためのテクニックかもしれませんが、社会人にもなるとまた話は変わってきます。

 

上の役職になればなるほど、下の社員の頃の考えや意見に鈍感になり、見えないものも出てきます。

 

なので、玲奈の様な若くてフレッシュな考えを持った人が自分の発言をする事が出来ないのは、自身の成長にも、会社的の成長にも「とても勿体ない事」であると著者は言っています。

全ての人の発言を網羅した上でより良いものは生まれると思います。

 

そして素直な発言や、素朴な疑問を発言する事こそが自身の成長にも繋がり、

新しい気付きでチームが盛り上がる、自身が周りから評価されるために重要なポイントだと思いました。 

 

自分の思った事が「言えない」「出来ない」のは、自分の「人生の大きな損」!

はい、これ大事です。(テストに出ます!)

 

 

終わりに

 

マンガ版なのでスラスラ読め、世界観に引き込まれるように読み切れました。

恐らく読み切るのに2時間掛からなかったですね…。

(さすが漫画なだけあってとても読みやすかった!)

 

また必要なタスクをすぐにこなす事の重要さが学べました。

頭ではすぐにやらなきゃいけない事が分かってはいても、後回しにする時があったので今一度見直そうと思いました。

(人生の反省会実施です…)

 

しかし冗談抜きで、まずは些細な事や身近な事から決断力を高めていこうと思います!

とても読みやすい内容なので、皆さんも一度読んでみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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