『「好きなことだけやって生きていく」という提案』を読んだ感想!自分と周りを見つめ直すきっかけになる本。

最近書店で、「面白そうな本は無いかなぁ」と漁っていた時に、

気になるタイトルが私の目を引きました。

 

 今回読んだのは、

【「好きなことだけやって生きていく」という提案】

という本です。

 

 帯の正面には、

キングコング 西野亮廣が大絶賛。

「これからの時代を生き残りたければこの本は読んでおいた方がいいです。」

 との文字が。

 

「ほう、最近何かと成功している西野さんのおすすめか…」

 

本のタイトルから自分の現状とシナジーを感じ、つい手に取って見てしまいました。

(好きな事だけやって生きていくというタイトル魅かれますよね… )

 

パラパラっと流し読みした感じだと読みやすく、価格も1100円と安価だったので購入してみました!

 

今回は自分なりに読んだ感想と、どのような内容の本なのかを共有します。

 

 

 

「嫌いな事を減らす」ために「好きなことを増やす」という考え方

 

 まず作者の角田さんが伝えたい「好きな事だけをやる」とは、

才能や夢、「やりたいこと」がなくても、

今から「好きなこと」を増やし、それをやればいい。

 

そして「好きなことの見つけ方」は、

周囲の事、他人の発言など、なんでも興味を持ち面白がってみる。

 

「結論」として、

どんなことでも興味を持っておもしろがれば、誰でも「好きなことだけをやって生きていける」ようになる。

 と述べています。

 

 いわゆる、

「好きな事を積極的に増やしていければ、本人の受け取り方次第でいくらでも好きな事だけやって生きていける」という考え方です。

 

逆を言えば、嫌いな事をどれだけ無くせるか?という事ですね。

 

1つの事に固着するのではなく、物事に対して柔軟さを持つという風に捉えました。

 

自身のマインドセットをするためのノウハウを、章ごとにテーマを置き詳しく説明していくというスタンスでした。

 

 啓発本といった感じですが、著者の角田さん自身が有名番組「金スマ」のディレクターであり、1冊の本で番組を見せられている様な読みやすさを感じました。

 

 当事者意識持ち自ら舵をきろう!

 

日頃生活していたらどうしても出てしまう「他人事」な一面を角田さんらしい表現で考え直させてくれます。

 

例えば、

会議で発言しないのは、車の助手席で寝ているようなもの。

本気さが伝わらなければ、人の気持ちは動かせない。

 といった内容があります。

 

これについて、

 ・運転席に座っているのは、議論の中心に立って動かしていく人

・助手席に座っているのは、発言もせず傍観し、ただ相槌を打っているだけの人 

 

と、ちょっとオーバーな表現をしていました。

 

しかしその真意は、

ただ運転席で舵をきるだけではなく、強い想いで周りを先導していく事。

失敗を恐れずピュアな気持ちで周りに発信していく事。

 

回数を重ねる事で運転(発信力)も上手くなるのだから、と話していました。

 

会議での主体性の重要さを話している内容ですが、

この辺りは番組ディレクターらしい「人(読み手)に伝える」事が上手な表現の仕方だと感じました。

 

現代人(特に自分のような若い世代)は、人に流されて行動する人が多いと私は思っています。

 

自ら舵をきるためにはきっかけが重要だと思っています。

 

どこで自分で気付き、いかに自分の中でその気付きを落とし込めるかです。

とは言っても一番分かりやすい気付きは、外部環境からの干渉でしょう。

 

角田さんような伝える事のスキルが高い方はぜひ世間に発言を広めて欲しいと思いました!

 

もっと自分から運転席に行ける人が増えるように…です!

 

 

全体を読んだ感想

 

本人の受け取り方、行動力、積極性で人生は変わるという事を最重要で伝えたい本だと感じました。

 

 

以下3点は私の中でも改めて気づかされた部分なので共有します。

 

・常日頃、自分を取り巻く環境を「他人事」にしない事。

・個人の良さを生かし、人に誇れる「若さ」以外の取り柄を作る事。

・成功者の真似をする事(他人のアドバイスに素直に従う事)

 

あとは他の良い点として、全体を通して小難しい表現は無く、内容の読みやすさが素直に良いと思いました

 

普段から知っているようで見落としがちな部分を気付かせてくれる内容が多かったのも印象的でした。

 

読み手に語り掛け、個人に変革を求めるような表現が多く、

この辺りがキングコングの西野さんが大絶賛する部分なのかなと思います!

 

 価格も1100円とビジネス本にしては安く、

本のサイズも小型で仕事の休憩中などに軽く読めるのではないでしょうか。

 

自分の意識付けを変えるきっかけを作りたい方は読んでみて下さい!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。